自己破産を悪用するとどうなる?知っておきたいポイント2つ

自己破産は借金そのものをなくしてもらえる強力な債務整理ですが、悪用しようとする人も中にはいます。

ここでは、自己破産を悪用するとどうなるのか、自己破産の悪用とみなされないためにはどうすればいいのかを説明していきます。

自己破産を悪用するとどうなる?

自己破産をするときに財産隠しをしたり返すつもりのない借金をしたりすると、詐欺破産罪や詐欺罪といった犯罪に問われることがあります。

破産法265条では、自己破産のときに財産を隠したり不正に処分したりすると詐欺破産罪になるという旨が明記され、罰則が設けられています。

また、刑法246条では人を欺いてお金やモノを奪うと10年以下の懲役に処されるとされており、自己破産するつもりでお金を借りることも詐欺罪にあたります。

犯罪にならなかった場合でも、不正があると自己破産を認めてもらえなくなる原因になりますので、自己破産をするときは絶対に誠実な態度で臨む必要があるといえます。

自己破産の悪用とみなされないためには?

自己破産を悪用したとみなされてしまうのは、自己破産前に財産を親族などの第三者の名義に書き換えたり、自分が損をしないために財産をあらかじめ処分してしまったりするといった、財産隠しにあたる行為です。

自己破産で家や車を失いたくない人の対処法として名義を書き換えるという方法を紹介しているサイトがたまにありますが、そうした行為は詐欺破産罪になる可能性が高いので特に注意が必要です。

また、自己破産の費用を借金で調達するということもやってしまいがちですが、最初から破産するつもりでお金を借りることは詐欺罪にあたるので、自己破産の悪用とされてしまいます。

さらに、返済をほとんどしていない借金を自己破産するのも、自己破産するつもりで借金したのではないかと疑われる原因になりますので、極力避けたほうがよいでしょう。

まとめ

自己破産を悪用すると、詐欺破産罪や詐欺罪といった犯罪に問われることがあります。

また、犯罪にはならない場合でも自己破産を認めてもらえなくなることがありますので、自己破産を悪用しているとみなされないようにすることが大切です。

自己破産の悪用となりがちなのは、自己破産前に財産の名義を書き換えたり財産を処分したりする、財産隠しにあたる行為です。

また、自己破産の費用を借金で調達したり、返済をしていない借金を自己破産したりする行為も、返すつもりがないのに借金をしたとして詐欺罪に問われることがありますので避けましょう。

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